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| コンドームの実力 |
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日本でも最近では性教育というものの関心が強まっている。小学校高学年になれば少なくとも女性(最近では男女共に)は性というものを学ぶ機会を与えられるようになってきた。一昔前ならそんなものは中学生や高校生になった頃に教えてしまえば大丈夫であった日本も、今の時代に中学校でそのようなことを教わる前に実体験が先といったような生徒が多くなってしまうからだ。性というものが開放に向かうことは人間が豊かさというものを手に入れてしまった結果なのかもしれない。
私が高校生の時、聞いた話なのだが、隣の高校でコンドームの装着の仕方という講義を行ったという。それについて市の教育委員会が是非を問うたという事件があった。今の私が考えればそのような講義は必要であると言えるのだが、その当時、そのような講義の必要性を疑問視したものだ。今の意見でいわせてもらえば、コンドームを知ることは性行為、つまりセックスをより安全なものにする上で学校側からしてみても、教育委員会からしてもなんの不利もないことだとおもう。生徒に妊娠されてしまった学校と、きちんとコンドームの使い方を教育して妊娠を事前に回避した学校では一体どちらが良いか、一目瞭然だとはおもう。
さて、ここアメリカでもコンドームというものは非常に大切なものとして扱われている。コンビニを始め、薬局、ガソリンスタンド、酒店などを始めどこでも販売しているといったケースが多い。需要が多いというのもその一因なのだろうが、国民の理解度の高さもそのへんに表れている気がする。日本ではコンドームを販売することのモラルの是非を問われてしまいそうな場所でも販売しているくらいである。たとえば、私がコンドームを販売しているのを見て、一番驚いた場所がある。それは大学の図書館のトイレである。普通の公衆トイレで販売している分には日本でもたまに見かけるほどであり、たいしてめずらしくもない。しかし勉強をする場所、図書館での販売、そして大学。これほどまで性と関係がないところでも販売しているのだ。大学側の学生への配慮というべきか、理由はわからないが、蔓延する性病やエイズなどの予防策、そして一番性への欲求と授業が多い若者が集まる場所、大学での販売というものには意味があるのかもしれない。
レイプの雑記の中でも書いたが、女性の中ではレイプ予防のためにコンドームを持ち歩く女性もいるほどである。知っている人は少ないとはおもうが、アメリカでは中絶に対する世論はとてつもなく厳しい。たとえレイプで妊娠したとしても、中絶は反対という人が実に20パーセントもいる。そのためのコンドームなのかもしれない。
現在、日本の性はとてもオープンになってきている。10代の若者が100人以上の経験を持つ人なども希ではなく、高校生の初体験率は年々上がる一方である。しかしここアメリカの初体験の年齢というのはそれを凌駕している。つまりもっと早いのである。ご存じのようにアメリカ人、ここでいう白人や黒人の成長のスピードは日本人より数倍速い。精神年齢的にいってしまえばそれほど高くはないのだが、体は中学生にでもなれば立派な大人。性行為をするには充分になる。そのため、初体験の年齢も日本のそれより数歳若い。カリフォルニアの小学校では生徒にコンドームを配布しているというからもっと驚きである。つまりそれほど、アメリカの性はオープンになってきているという証拠でもあるのだ。
今の高校生や中学生にセックスをするな、というほうが無理である。世間がそう変わってきてしまったのを大人達も認めるべきだとおもう。だから、せめて子供達には「コンドームはつけてしなさい」という教育こそが今の大人達に与えられた使命のような気がする。中学生で妊娠。もしそうなった場合、性行為をした当人達の未来はぐちゃぐちゃになってしまうことは間違いないのだから。
余談だが、アメリカのコンドームは日本のそれよりも大きいという情報を日本で聞いたことがある。アメリカ人のそれは日本人のそれよりも大きいため、という理由らしいが、その真偽のほどはどうやらウソであったようだ(笑)。誰がながしたかわからないこの有名な情報、かなり信憑性があったのだが(笑)。
関連ニュース・・・CNNのインタビュー
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